『ニセコ化するニッポン』【民泊 運営代行 ニセコ】
2025/04/03
『ニセコ化するニッポン』(KADOKAWA)

「日本人の居場所」は、果たして残されるのか ニセコ。それは北海道の南西部に位置する町。人口わずか5000人ほどのこの町に、世界中の富裕層が移り住んでいる。彼らのお目当ては、世界有数の極上パウダースノー。良質な雪を求めて、オーストラリア人がニセコの土地を買い始めたのは1990年代後半のこと。やがて口コミでその魅力が広がり、2010年代には、アジアの富裕層や欧米の投資家たちがこぞってニセコに押し寄せた。
富裕層たちは、ニセコの土地やホテル、別荘を買いあさり、地価は高騰。飲食店やコンビニでは英語や中国語が飛び交い、町を歩けば外国人ばかり。冬のスキーシーズンには、自家用ジェットで世界中から人がやってくる。その数は、年間200万人。富裕層向けの超高級コンドミニアムは、数億円から数十億円で取引されている。
「まるで日本のヨセミテだな」。ニセコの不動産開発を手がけるロス・フィンドレーは、そう語る。ヨセミテとは、アメリカ・カリフォルニア州のヨセミテ国立公園のこと。世界中から観光客が訪れる景勝地だ。そのヨセミテにたとえられるほど、ニセコは美しい場所なのだ。そのニセコでいま、何が起きているのか。そして、日本の他の地域でも同じようなことが起こりうるのか。
本書『ニセコ化するニッポン』の著者である神山典士氏は、長年にわたり日本のリゾート地、ニセコを取材してきたジャーナリストだ。本書では、ニセコで起こっていることを「ニセコ化」と名づけ、その意味するところを読み解いていく。

「ニセコ化」とは、いったい何を意味するのだろうか。本書から読み解いていこう。
「日本のヨセミテ」ニセコで起きていること ニセコが「日本のヨセミテ」と呼ばれるのは、その美しい景観だけではない。ヨセミテには年間400万人もの観光客が訪れるが、ニセコにも年間200万人もの観光客が訪れる。
ニセコの外国人観光客は、2012年には6万3000人ほどだったのが、2018年には64万8000人と、10倍以上に増えている。彼らの多くは、オーストラリアや中国、香港などからの富裕層だ。彼らはニセコの土地やホテル、別荘を買いあさり、地価は高騰した。
たとえば、ニセコの中心部にある倶知安(くっちゃん)町の地価は、2004年には1平方メートルあたり2万4100円だったのが、2019年には10万5000円にまで高騰している。これは、東京23区の平均地価よりも高い。
また、ニセコには富裕層向けの超高級コンドミニアムが次々と建設されている。その価格は、数億円から数十億円。もっとも高いものでは、100億円を超えるものもある。これらのコンドミニアムは、世界中の富裕層が購入しており、彼らは冬のスキーシーズンになると、自家用ジェットでニセコにやってくる。
ニセコでは、飲食店やコンビニでも英語や中国語が飛び交う。町を歩けば、外国人ばかり。まるで日本の他の地域とは別の国に来たかのようだ。
ニセコを「第二の故郷」とする外国人たち ニセコを訪れる外国人の多くは、ニセコの自然や文化に魅了されている。彼らはニセコを「第二の故郷」と呼び、長期滞在したり、移住したりする人もいる。
たとえば、オーストラリア人のロス・フィンドレーは、ニセコの不動産開発を手がけている。彼はニセコの自然に惚れ込み、ニセコを「世界一のリゾート地」にしたいと考えている。
また、中国人の張さんは、ニセコに別荘を所有している。彼はニセコの温泉やスキーを楽しみ、ニセコを「心の故郷」と呼んでいる。
彼らはニセコの発展に貢献しており、ニセコの経済を支えている。しかし、一方で、ニセコの「ニセコ化」は、さまざまな問題を引き起こしている。
ニセコ化がもたらす問題 ニセコ化がもたらす問題は、大きく分けて3つある。
1つ目は、地価の高騰だ。ニセコの地価は、20年間で4倍以上に高騰している。これは、ニセコに住む日本人にとっては、大きな負担だ。
2つ目は、文化の衝突だ。ニセコには、世界中からさまざまな人がやってくる。彼らはそれぞれの文化や習慣を持っており、それがニセコの文化と衝突することがある。
3つ目は、環境破壊だ。ニセコには、豊かな自然が残されている。しかし、ニセコの開発が進むにつれて、自然が破壊されている。
これらの問題は、ニセコだけの問題ではない。日本の他の地域でも、同じようなことが起こりうる。
日本人の「居場所」が失われる 神山氏は、ニセコ化は、日本人の「居場所」を奪うものだと警鐘を鳴らす。
「日本人は、自分たちの土地を外国人に売り、自分たちの文化を外国人に売り、自分たちの自然を外国人に売っている。その結果、日本人は、自分たちの居場所を失ってしまう」
神山氏は、ニセコ化は、日本人のアイデンティティを脅かすものだと考えている。
「日本人は、自分たちの文化や自然に誇りを持つべきだ。そして、それを守るために、行動を起こすべきだ」
神山氏は、日本人がニセコ化から学ぶべきことは多いと語る。
「ニセコは、日本の未来を映し出す鏡だ。ニセコで起こっていることは、日本の他の地域でも起こりうる。日本人は、ニセコから学び、自分たちの居場所を守るために、行動を起こすべきだ」
ニセコ化は、私たちに何を問いかけているのだろうか。
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弊社はニセコでの宿泊施設の運営経験をいかし札幌、小樽、稚内など
北海道全域で民泊運営代行/管理のサービスを提供しております。
宅建業も行なっておりますので、購入、売却等のサポートも可能
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