観光客増加で見えてくる課題【民泊 運営代行 北海道】
2025/01/18
観光客増加で見えてくる課題
北海道における観光客増加は経済効果をもたらす一方、課題も突きつけています。特に「受け入れ体制の整備」と「観光客と地域住民との共存」は重要な課題です。
1. 受け入れ体制の整備
観光客増加に対応するためのインフラやサービスが不足すると、様々な問題が発生します。
- 交通機関の混雑: 空港や鉄道、バスなどの交通機関が混雑し、観光客だけでなく地域住民の生活にも影響が出ることがあります。
訪日客で混雑する新千歳空港
- 宿泊施設の不足: 十分な宿泊施設が確保できず、予約が取りにくくなったり、宿泊料金が高騰したりする可能性があります。
- 観光地の混雑: 人気の観光スポットに人が集中し、混雑による待ち時間の増加や、観光客同士のトラブル、環境への負荷などが懸念されます。
訪日客で混雑する小樽運河
- 多言語対応の遅れ: 案内表示や観光情報の多言語化が不十分だと、外国人観光客が不便を感じることがあります。
- 人材不足: 観光客増加に対応できるだけの、十分な数の観光従事者を確保することが難しい状況です。
これらの問題を解決するために、交通網の整備、宿泊施設の拡充、観光客の分散化、多言語対応の強化、人材育成などが求められます。
2. 観光客と地域住民との共存
観光客の増加は、地域住民の生活に様々な影響を与えます。
- 生活環境の変化: 騒音やゴミ問題、プライバシーの侵害など、観光客の行動によって地域住民の生活環境が悪化する可能性があります。
観光客のマナー違反
- 文化・習慣の違いによる摩擦: 生活習慣や価値観の違いから、観光客と地域住民との間で誤解や摩擦が生じることがあります。
- 地域経済への影響: 物価の上昇や地価の高騰など、観光客増加による経済的な影響が地域住民の生活に影響を与える可能性があります。
- 観光客による恩恵の偏り: 観光客増加の恩恵が一部の地域や企業に集中し、地域住民全体に利益が還元されない場合があります。
これらの問題を解決するためには、観光客と地域住民間の相互理解を深めるための交流促進、マナー啓発、観光客の行動を適切に管理するためのルール作り、地域住民への利益還元などが重要になります。
北海道では、これらの課題解決に向けた取り組みが進められていますが、持続可能な観光を実現するためには、観光客、地域住民、行政、観光事業者が協力し、共に努力していくことが必要です。
言葉の壁は強く感じます。
小職も日本語以外は全くダメ!な日本人ですので痛感しますが、インバウンド対策としては早急に改善が必要な差し迫った問題ですね!
生活習慣の違いとルールの違いからトラブルになる事例も結構目にします。
弊社管理中の民泊施設でも、考えられないようなゲストによるトラブルを経験します。
私有地に入り込むなどは全く平気(気にしてない)なゲストも少なくありません。
最近では美瑛の白樺が伐採されたという悲しいニュースも有りましたよね。
そんなインバウンドを相手に啓蒙活動ともいえる取り組みをしていく事も、民泊事業に携わるものとして、広く言えば観光事業に携わるものとして大事な仕事だと感じます。
民泊事業のオーナー様も海外の方が増えて来て、民泊事業そのものがインターナショナルになってきてます。
観光事業業界と観光客・地域住民が笑いあえる事業に高めていきたいですね。
民泊事業と不動産売買仲介に関するお問い合わせはお気軽に弊社までお寄せください。
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不動産業免許 北海道知事石狩(1)第9068号
弊社はニセコでの宿泊施設の運営経験をいかし札幌、小樽、稚内など
北海道全域で民泊運営代行/管理のサービスを提供しております。
宅建業も行なっておりますので、購入、売却等のサポートも可能
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