インバウンドの食も変化中【民泊 運営代行 北海道】
2024/09/17
海外市場に切り込む北海道の納豆 6年で輸出4倍 訪日客ら「思い出の味」
独特なにおいと糸を引く粘りが特徴の発酵食品、納豆。外国人が苦手な和食の代表格とみなされてきましたが、実は近年、納豆の輸出量が急増しています。特に北海道からの輸出量は、国が統計を取り始めた2017年から2023年にかけて4倍に増加。同期間に倍増した全国の総輸出量と比べると、伸びが際立ちます。出荷先の9割が中国なのも北海道の特色です。なぜ、海外で北海道産の納豆の人気が高まっているのでしょうか。生産現場や北海道で暮らす外国人を訪ね、輸出拡大の秘密を探りました。
輸出が増えている北海道産の納豆(浜本道夫撮影)
9月上旬、江別市の納豆製造販売「北海道はまなす食品」の工場に訪問すると、ベルトコンベヤーで運ばれてきた見慣れた白いパックに、蒸し上がった大豆が次々と流し込まれていました。目には見えませんが、熱々の大豆には納豆菌が付着。発酵蔵で一晩置くことで粘りが出て、さらに冷蔵庫で1日熟成させると私たちがいつも口にする納豆が完成します。
できあがった納豆は冷凍してから、輸出向けに出荷しています。生の納豆の賞味期限は1週間から10日ほどですが、冷凍すると約1年に伸びます。同社に限らず、輸出納豆はすべて冷凍品。この日、工場から中国向けに6万5千パックを出荷した森清史社長(46)は「国内の納豆消費量は減っていますが、輸出額は開始した7年前に比べて約200倍に増えました」と胸を張ります。
北海道はまなす食品の冷凍庫で、輸出向けに段ボールに詰めて保管されている納豆
同社が納豆の輸出を始めたのは、ネットショップを運営する上海の会社から「納豆を仕入れたい」と声をかけられたのがきっかけです。2017年の輸出先は中国、シンガポール、香港で輸出額は年間約500万円でしたが、2021年には12カ国・地域に出荷し、輸出額は年間1億円を超えました。
海外の食生活が変化してきていますが、インバウンドの拡大も一因と考えられます。
そうした要因を紐解いてみたいと思います。
1. 文化的認知の向上
インバウンドの増加によって、訪日外国人が日本の食文化に触れる機会が増えます。観光客が日本で納豆を体験し、その味や健康効果に興味を持つことがあります。このような体験が、納豆に対する関心を高め、その後の輸出に繋がる可能性があります。外国人観光客が納豆を気に入り、その結果、母国での需要が生まれることもあります。
2. 口コミとメディアの影響
訪日外国人が日本での食体験をSNSやブログ、YouTubeなどで発信することで、納豆に対する認知が広まります。特に、インフルエンサーや有名な旅行ブロガーが納豆を取り上げることで、外国の消費者の関心が高まり、納豆の輸出が促進されることがあります。
3. 食品に対する好奇心の増大
インバウンド旅行者は、新しい食体験を求めることが多く、日本の伝統的な食品や珍しい食材に対して興味を示すことがあります。納豆もその一例で、こうした興味があると、帰国後に納豆を自国で購入したいというニーズが生まれ、輸出増加に繋がることがあります。
4. 日本食のブランド力の強化
訪日外国人が日本食の魅力を感じることで、全体として日本食のブランド力が高まります。納豆を含む日本食が高く評価されると、海外市場でもその一部として納豆の需要が高まることが期待されます。日本食全般の人気が高まることで、納豆もその一部として認知度が上がり、輸出が増加します。
5. 市場調査と対応
インバウンドのデータをもとに、外国人の好みやトレンドを把握することで、日本の食品業界が戦略的に納豆の輸出を増やす可能性があります。例えば、観光客の嗜好に合わせた納豆製品の開発やパッケージングの工夫が行われることで、海外市場での受け入れがスムーズに進むことがあります。
まとめ
インバウンドの増加は、納豆の輸出増加に直接的な影響を与えるだけでなく、間接的な要因も多く含んでいます。外国人観光客の経験や口コミ、メディアでの情報発信が、納豆に対する関心を高め、最終的には輸出増加に繋がることがあります。
民泊施設もこれからは地元地域経済と連携して、食の面での仕掛けが考えられます。
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