幌加内ソバ香るビール　東京の企業、農家と開発　廃棄される副産物活用

 

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　【幌加内】そばを活用した地域活性化やビジネス創出に取り組む東京のスタートアップ（新興企業）「Tsunagi（つなぎ）」が、上川管内幌加内町産のソバを製粉する際に出る副産物で、多くが廃棄される「ふすま粉」を使ったクラフトビールを発売した。8月3日に東京で発表会を行う。

 

同町はソバ作付面積日本一で、同社は今後、首都圏からの観光や農業体験などの誘客事業にも乗り出したい考えだ。

 

　同社は、大手IT系企業に勤務する東京在住の桑岡翔吾さん（37）が昨年11月、「大好きなそばの魅力を発信したい」と、勤務先の許可を得て設立。その2カ月前に同町を訪れて知り合った、ソバ農家で製粉販売会社も営む坂本勝之さん（82）と、新たな取り組みなどについて話し合いを進めてきた。

 

　ほかの産地との差異化を図る狙いもあり、未利用資源であるそば粉の副産物に着目。「そば屋で飲める」（桑岡さん）商品として、クラフトビールに行き着いた。

名称は「アップサイクル蕎麦（そば）クラフトtsunagi」。主原料は麦とホップで、ふすま粉を加えた。製造委託先のブルワリーと協議を重ね、苦みを抑えて、ほのかにそばの香りが残る味わいに仕上げた。

 

　農産物の廃棄部分を使ったクラフトビールは増えつつあるが、桑岡さんによるとそば粉の副産物では珍しいという。1本330ミリリットル入りで1100円（送料別）。7月から都内の飲食店に卸しており、道内にも販路を広げたい意向だ。

 

　ソバのふすま粉は、そば粉をふるいにかける際に粒が大きく残ってしまった部分で、用途が見つからず多くが廃棄されてきた。高血圧などに効果があるとされる「ルチン」を多く含み栄養価が高いという。

 

　ふすま粉の提供にも応じた坂本さんは「都会とのつながりは重要で、やるからには、町の特産にしたい」と話す。桑岡さんは、主に首都圏の客を対象に、農作業やそば打ち体験ツアーも計画中。「これを足がかりに、幌加内に人を呼び込むような事業を展開できれば」と意欲を見せている。

 

 

飲むことで高血圧にも効果のあるビール！何て素敵なことでしょう！

ビール好きの方には朗報ですね！

 

豆腐を作る際に出る「おから」はじめ、製品加工の際に出るロス（産業廃棄物）って結構ありますよね。

 

ロスだったものから、魅力的な商品を生み出すのは大変な苦労があると思いますが、SDGｓの観点からもどんどんと出てきてほしいです！

 

そして、新しい商品開発が町おこしに繋がり地方が活気づくといいですね！

 

昨今、空き家問題（住む人が居なくなり、相続人もわからない）が話題になっていますが、近隣住民も衛生面や治安の悪化が深刻化していて他人事ではありませんよね！

 

所有者もわからない空き家を活用する方法に民泊は如何でしょう？

 

但し、それには法的な問題（法改正）含め解決しなければならない課題が多いのが実情です。

 

一刻も早く行政も動き始めてくれるといいですね！

 

話がそれてしまいまいましたが、弊社はニセコ中心に道内での運営代行を行っている実績とノウハウから、オーナー様のサポートが可能です。

 

「民泊について何も分からないんだけど」と云った方でも、物件のご紹介・許認可のお手伝い・リフォームから家具インテリアのご提案までワンストップでサポートさせていただきます。

 

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