観光振興で苦戦する「夕張の現状」 インバウンドの波及ばず観光入込客数の目標達成遠く【トマム 民泊 管理】
2024/03/15
今年の冬の観光シーズン、北海道内の主な観光地では大勢のインバウンド旅行者が訪れ、
一部の鉄道路線では乗客が乗り切れないほどの混雑を見せた路線もあった。
北海道は「観光振興に力を入れる」という方針を示しているものの、こうした観光振興効果の波及は地域のよって大きな格差が見られるようだ。
夕張市は、札幌から1時間圏内の距離に位置し、新千歳空港からも比較的近い距離に位置しているが、観光振興では苦戦を強いられている。
観光客がコロナ前に戻らない!?
夕張市は2024年の観光入込客数の目標を60万人としているが、
2023年12月6日に行われた夕張市の定例市議会で市長が「目標達成は厳しい状況であることは事実」と答弁するに至っている。
市議会議事録によると、観光入込客数の目標達成に向けて夕張市では観光ホームページの更新、観光案内看板整備、市内観光マップの更新作業に取り組んでいるというが、2022年の観光入込客数は23万6千人にとどまっており、観光客の回復は今後も厳しい見込みであるようだ。
なお、コロナ禍前の2015年から2018年までは夕張市の観光入込客数は50万人台をキープしていた。
夕張市は2019年に石勝線夕張支線の「攻めの廃線」を実施し、2020年には「ホテルマウントレースイ」「マウントレースイスキー場」など中国系企業に売却した観光4施設の運営会社が倒産した。現在でも「ホテルマウントレースイ」は閉鎖したままだ。
「マウントレースイスキー場」は辛うじて営業を再開しているが、2月の3連休中でも来訪者はまばらな状態だった。
しかしその一方で、夕張市に隣接する占冠村のトマム地区は、札幌から特急列車が直通していることもあり、
大勢のインバウンド旅行者で賑わいを見せていたこととは対象的だ。
「インバウンド来訪の波は鉄道のある地域のほうが波及しやすい傾向」があることから、この冬の観光シーズンは、札幌か函館や帯広、網走方面に向かう特急列車は大混雑となっていたほか、ニセコリゾートエリアの玄関口となる倶知安駅と小樽駅を結ぶ日中の一部の普通列車も2両編成から3両編成に増強された。
上記のように北海道内どこでもインバウンドで賑わっているわけではないようです。
夕張はスキー場を買収した企業が倒産した影響もあり、インバウンドがまだ回復していないようですね。
逆にトマムエリアは外国人観光客で賑わったようです。
この違いは単純にアクセスだけなのでしょうか。
弊社が考えるのは、単純に路線がないだけではなく、観光地としての整備状況の差が原因と考えます。
トマムは星野リゾートもあり、観光地として海外でも人気があります。
しかし夕張では、スキー場がそもそも営業していない状況で宿泊施設も圧倒的に不足しています。
これでは外国人観光客も来るわけがなく、トマムに流れるのは当然だと考えます。
なので、もし今民泊を運営するのであればおススメはトマムです。
トマムで民泊をご検討中の方は、是非お気軽にお問合せ下さい!
そして実は夕張もチャンスだと考えています。
投資の鉄則は下がっている時に仕込むということです。
現在は夕張のスキー場が閉鎖していますが、仮に外資系企業が買い上げリゾート開発した場合、
今度は札幌から車でアクセスが良い夕張も人気の観光地になる可能性が高いです。
そうなると夕張の民泊需要も上がりますので、今が民泊物件を仕入れるチャンスです!
金銭的に余裕があり、物件を仕込みたいという方は是非ご参加ください。
スキーリゾートのあるエリアは開発次第で第2のニセコとなる可能性があります。
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弊社はニセコでの宿泊施設の運営経験をいかし札幌、小樽、稚内など
北海道全域で民泊運営代行/管理のサービスを提供しております。
宅建業も行なっておりますので、購入、売却等のサポートも可能
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